スマスロ北斗の拳を打っていて、バトルパートでトキが颯爽と登場するトキ共闘。初めて引いた時は、その神々しさとレアリティに興奮を隠せないはずです。しかし、バトルの末に勝利したにもかかわらず、次セットが普通に始まっただけで何もなしといった状況に遭遇し、首を傾げた初心者の方も多いのではないでしょうか。
最高位の期待度を誇るトキ共闘を引いたのに、なぜ強力な特化ゾーンや無想転生チャンスに入らなかったのか。そこには北斗の拳の内部的な振り分けと、恩恵の仕組みが深く関わっています。
今回は、北斗の拳におけるトキ共闘の具体的な恩恵の内容、何もなしで終わってしまう理由、そしてトキが選択される振り分け確率について、実践データを交えながら徹底的に解説します。
これを読めば、トキ共闘の真の価値と、レバーオンに込めるべき力の入れどころがすべて分かります。
第1章:北斗の拳におけるトキ共闘とは?
北斗の拳のAT「バトルボーナス」中に発生する共闘とは、ケンシロウの仲間であるレイやトキがバトルに参戦する演出です。通常、バトルパートはケンシロウとラオウの一騎打ちですが、ここでトキが登場すればトキ共闘となります。
共闘が発生した時点でそのセットの継続は濃厚となり、さらに勝利時の恩恵として特別な報酬を得られるチャンスが生まれます。中でもトキ共闘は、レイ共闘よりも出現率が低く、その分だけ強力な恩恵が用意されているプレミアムな状態です。
しかし、トキ共闘は引いただけで最強の無想転生バトルが確定するわけではありません。勝利した後にどのような恩恵が選ばれるか、そこには厳格な振り分けが存在します。
第2章:トキ共闘の3つの恩恵と振り分け
北斗の拳でトキ共闘を引き、無事にバトルに勝利した場合、以下の3つの恩恵のいずれかが獲得できます。それぞれの振り分けは、1:1:1(約33.3%ずつ)と均等になっています。
恩恵1:継続のみ(何もなし) 最もがっかりしてしまうパターンですが、トキ共闘の恩恵の3分の1は、単なる継続のみです。つまり、Vストックを持って次セットが開始されるだけで、特別なチャンスゾーンなどは発生しません。これがトキ共闘で何もなしと言われる正体です。
恩恵2:無想転生チャンス 今作の北斗の拳で最も重要な叩きどころである、無想転生チャンスへの突入です。ここでの抽選を突破すれば、継続率94%の無想転生バトルへと繋がります。トキ共闘からここに入る確率は3分の1です。
恩恵3:トキ昇天(無想転生バトル確定) トキ共闘における最高の恩恵です。バトル終了後にトキの昇天エピソードが発生し、終了後はそのまま無想転生バトルへと直行します。こちらも振り分けは3分の1となっており、引ければその日の勝利が大きく近づきます。
まとめると、トキ共闘を引いた際、3分の2で無想転生チャンス以上の恩恵が受けられますが、残りの3分の1を引いてしまうと、継続だけで終わってしまいます。
第3章:トキ共闘で何もなしなのはなぜ?
せっかくのトキ共闘なのに何もなしで終わってしまった。その理由は、前述した恩恵の振り分けにおいて、33.3%の「継続のみ」という振り分けを引いてしまったからです。
初めてトキ共闘を引いた人の中には、トキ共闘=無想転生チャンス以上確定だと思い込んでいる方も少なくありません。しかし、内部的にはしっかり何もなしの振り分けが存在します。
実践データを見ると、2回連続で無想転生チャンスに突入したという幸運な例もありますが、それはあくまで3分の2を連続で勝ち取った結果です。引きが悪いと、トキ共闘という大きなチャンスを活かせず、継続のみという寂しい結果になることも十分にあり得ます。トキ共闘に行ったからといって安心せず、勝利後の告知が出るまでは祈るような気持ちでレバーを叩く必要があります。
第4章:トキ共闘の選択率と対戦相手別の振り分け
そもそも、トキ共闘はどうすれば発生するのでしょうか。通常、AT中のバトルに勝利し、Vストックを獲得した際に共闘の抽選が行われます。対戦相手によってトキが選択される振り分け確率は異なり、以下のようになっています。
【トキ共闘が選ばれる振り分け】
シン勝利時:2.31%
サウザー勝利時:1.79%
ウイグル勝利時:2.6%
ジャギ勝利時:1.86%
アミバ勝利時:25.37%
見ての通り、アミバ以外の対戦相手ではトキ共闘が選ばれる確率は極めて低いです。シンの約2.3%やジャギの約1.8%などを引くのは至難の業と言えるでしょう。
しかし、注目すべきはアミバです。アミバとのバトルに勝利した場合、なんと約4回に1回の割合(25.37%)でトキ共闘が選択されます。北斗の拳においてアミババトルがいかに重要で、あっちあちな叩きどころであるかが分かります。アミバが出てきた際は、勝利を願うのはもちろんのこと、その後の共闘演出にも大いに期待しましょう。
第5章:Vストックの複数獲得による共闘格上げ
トキ共闘を引くためのルートは、バトルの振り分けだけではありません。1セットの中でVストックを複数獲得することで、共闘が確定する仕組みがあります。
無想転生バトル中や通常のAT中に、レア役などでVストックを重ねて獲得すると、内部的に共闘ランクが昇格していきます。
Vストック2個獲得:レイ共闘確定
Vストック3個獲得:トキ共闘確定
早い段階で一つ目のVストックを獲得した場合、そこからさらにもう一つ、もう二つと積み上げることができれば、自力でトキ共闘を勝ち取ることが可能です。一度Vストックを取った後も手を緩めず、魂を込めてレバーを叩き続けることが、トキ共闘への近道となります。
第6章:トキ共闘を引いた時の心構え
北斗の拳を打つ上で、トキ共闘は無想転生バトルへの最大の足がかりです。しかし、トキ共闘を引いても何もなしで終わる可能性があることを知っておくことで、過度な期待によるショックを和らげることができます。
何もなし(継続のみ)が選ばれたとしても、それは高継続のATを継続させたという事実に変わりはありません。トキ共闘というレアな演出を見られたこと自体が、その台が波に乗っている証拠だと前向きに捉えることも大切です。
逆に、無想転生チャンス以上に当選した場合は、そこが本当の勝負所です。3分の1の継続のみという壁を突破した自分を信じて、最強の継続率を掴み取りに行きましょう。
まとめ
スマスロ北斗の拳におけるトキ共闘の恩恵は、継続のみ(何もなし)、無想転生チャンス、トキ昇天(無想転生バトル確定)の3種類で、その振り分けは1:1:1の均等です。
トキ共闘で何もなしの結果に終わってしまうのは、33.3%の継続のみという振り分けを引いてしまったことが原因です。決してバグや店の操作ではなく、あくまで自身のヒキの結果と言えます。
また、トキ共闘の発生条件として、アミバ勝利時の25%という高い振り分けや、1セットでVストックを3個獲得するという自力ルートがあることも覚えておきましょう。
滅多に引けないトキ共闘だからこそ、その価値を正しく理解し、期待値を最大限に楽しんでください。次にトキが画面に現れた時、最高の恩恵であるトキ昇天を引けることを願っています。


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